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生健会事務局長だより 09.1月「かけはし」より

2009年01月20日 06:26

お母さんの顔が戻った
枚方交野生健会 事務局長だより 09年1月「かけはし」より

去年の7月に生活保護の相談に来られた寝屋川のAさん(28才)、1才の子どもを保育所に預けながら働いて貰える給料は16万~17万円。保育料の約5万円と家賃55000円を支払うと残りは5~6万円。 

その上、Aさんにはアコムに50万円の借金があり、7年間借りたり返したりの繰り返しで元金は一向に減っていないということでした。

精神的にも不安定で眠れない日々が続き、子育てにも自信が持てない様子・・・。保護の申請と同時に借金問題も解決することになり、履歴を取り寄せ、計算すると残金は45000円になっていました。

アコムと話し合い、今年になってやっと長い間の借金生活から開放されました。 残金の額が分かってから6ヶ月、裁判もしないのに解決まで長い期間がかかりました。 

彼女自身が解決へ向けての一歩がなかなか踏み出せなかったのです。それだけ彼女のサラ金業者に対する恐怖は大変なものでした。

1月9日、最後にアコムが債権放棄をし、その確認手続きを終え、アコムの店を出たその時、今までの苦しみを洗い流すような涙が彼女の目からこぼれ落ち、泣き笑いのその顔からはもう、出会った時のあの今にもどこかに消えてしまいそうな自身のない表情は消えていました。

私と別れる時「生健会と出会えて良かった。本当にありがとうございました・・・これから子どもを迎えに行きます。」と笑顔で挨拶してくれたAさんの顔は“お母さん”の顔に戻っていました。

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